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映画『青天の霹靂』を観ました。

劇団ひとりさんの原作小説から映画化されました。劇団ひとりさんって多彩な方なんですね。この映画のレビューを書いてみます。

 

青天の霹靂あらすじ

青天の霹靂は上にも書きましたが、劇団ひとりさんの作品です。監督もされて、重要人物も演じられています。
主人公は大泉洋さん、ヒロインは柴咲コウさん。何のために生きているかわからない男性(大泉洋)。

場末の酒場で手品をしながら働いています。手品師としてぜんぜん目が出ないまま、かといって手品への情熱もそれほどでもなく、毎日なんで生きているんだろう、とうつうつといた日々を生きています。

 

というのも、シングルファーザーに育てられて、その父親とは何十年も会っていない。ラブホテルの清掃係として働きながら育児をしてきた父。
どうしようもない親だなと思っていました。

 

さらに母親は幼いころに自分を捨てたと聞かされて育ちました。

父親が不倫したことに怒って家を出ていったと。

 

主人公のマインドは、

「そんな親から生まれたんだから、自分はどうしようもないんだな」と思っています。
そんなある日、警察から父親の死亡の知らせが届きます。

河川敷のホームレスとして死んだ父。

その居住地を訪れた主人公に思わぬ出来事が襲います。

 

主人公に青天の霹靂が襲うのです。
真昼の雷に打たれた主人公は自分が生まれる前の過去にタイムトリップしてしまうのです。

そこで自分を生んだ若き日の母、父に出会います。
そこでいろいろな出来事があり・・・。母がいなくなった理由が明らかになります。

ここから先は映画を見てください!ネタバレになってしまいます。

 

人のせいにしない。ここからが人生のスタート

主人公は自分の人生がうまくいかない理由は親のせいだから、と自分を納得させていました。

親がどうしようもないから、自分もどうしようもないんだ、と。

 

でも、過去にタイムトリップすることでどうしようもない親じゃないことがわかります。

自分のことを愛して、生まれてくることをとっても楽しみにしていたことがわかります。

自分が嫌っていた父親の仕事―ラブホテルの仕事もすべて自分のためだったことがわかります。

 

それを知った主人公は完全に自己を否定されます。
今までの自分の考え方、生き方が否定されることになります。

 

なぜなら、
自分の人生がよくないのは親のせいじゃなかったから。

自分の考え方が歪んでいたからだとわかるんですね。

 

人のせいにすることはとっても簡単です。

私自身もすぐに人のせいにしたり、状況とか条件のせいにしたりしていました。

 

でもそうしているうちは全く成長がないんですね。

自分の行動や考え方を振り返ることがないからです。

 

映画の主人公も何かあるとすぐに「あの親だから」と言い訳に使っていたんだと思います。

 

でも、
その言い訳が付かなくなった。

何十年もそう思い込んでいたことが覆るのって、天変地異にも似た衝撃です。

 

自己が崩れること。これをアイデンティティクライシスと言います。怖いことのように聞こえますが、これが成長のチャンスです。

 

自己が崩壊したときにどう動くか。

 

そこでこれからが決まります。

 

怖気づいてしまう後戻りする、怖いけど先に進む。二つに一つです。

成長できるのは、進むことです。

 

まとめ:自己否定を繰り返して

私自身、今年に入ってからもアイデンティティクライシスありました。
えー!!ホントに!?

みたいなことが(^-^;

 

びっくりしますよね、今まで信じていたことを否定するようなことが起きるのですから。

 

私の場合は、アイデンティティクライシスについて知っていたので、
「あー、これは成長のチャンスかもしれないな」と思いました。

 

もう進むしかありません(^^;

 

もちろん雷に打たれたわけではありませんが、精神的には雷に打たれたような感覚です。

 

逆に言うと、今までの自分の価値観、基準、フィルターでは対応しきれないことが起きる、ということですよね。
それって見方を変えると歓迎することだと思うんです。

それがないと、いままの自分のままですからね。

 

例えば、自分より先を進む人に「その考え方古いよ」とか「君は料簡が狭いよ」と言われても、素直に聞けませんよね。
素直に聞けたとしても、その価値観を変えるってなかなかできませんよね。

 

でもアイデンティティクライシスが起こったら、自分を変えざるを得ない。

そういうことがわかりやすく学べるのが「青天の霹靂」でした。

 

人にせいにしない、何かのせいにしない。

すべて自分で、の覚悟を持つことで自分の人生がスタートした主人公を観るのはなかなか清々しいです。

 

演出がちょっとベタだったりしますが、大泉洋さんも柴咲コウさんも好演しています。

おススメの映画です(^_-)-☆

 

それでは最後までお読みいただきありがとうございます。

感謝の中で。